マンションの購入に必要な諸費用とは
マンションを購入する際には、物件価格以外にも手数料や税金などの諸費用がかかります。
これらの諸費用は、通常住宅ローンの対象外とされるため、現金で支払う必要があります。
頭金なしでマンションを購入する場合でも、一定の現金を用意する必要があります。
諸費用の具体的な金額は、新築の場合は物件価格の3~6%、中古の場合は6~9%が目安とされています。
これには、登記費用や仲介手数料、印紙税、火災保険料などが含まれます。
また、住宅ローンの手数料や保証料も諸費用に加える必要があります。
なお、諸費用をすべて現金で支払うのが望ましいです。
なぜなら、諸費用ローンを利用した場合は、住宅ローンよりも金利が高くなり、さらに手数料もかかってしまうからです。
そのため、事前に購入予定のマンションの物件価格に加えて、諸費用を計算し、必要な現金を用意することが重要です。
諸費用は、購入時に一括で支払う必要があるため、事前に計画に含めておくことが大切です。
これにより、実際にかかる総額を正確に把握し、予算を立てることができます。
マンションの購入は大きな買い物ですので、きちんとした資金計画と諸費用の準備を行うことで、スムーズに進めることができます。
マンション探しにおいて見逃されがちなポイント
マンションを探す際、インターネットを活用して効率的に物件を検索することが便利です。
しかし、注意すべきポイントも存在します。
たとえば、災害のリスクです。
通常、鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートで建てられたマンションは耐震性が高く、地震による倒壊の危険性はほぼありません。
しかし、洪水のリスクなど自然災害に対しては、立地条件によっては警戒が必要です。
低層階や高層階でも浸水の可能性がある場合、日常生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。
購入前には、ハザードマップを確認し、該当エリアの浸水リスクを把握することが非常に重要です。
また、周辺環境も見落としがちなポイントです。
参考ページ:中古 マンション 購入時に失敗しないためのチェック方法を解説!
物件情報をチェックする際は、内装や設備、共用スペースに目が行きがちですが、生活の利便性を考える上で周辺環境も非常に重要な要素となります。
たとえば、交通アクセスの便利さや近くに商業施設があるかどうか、学校や病院の近さなども考慮することが非常に大切です。